芥川賞候補者が発表されました。その中に『N/A』の作者である年森瑛さんも入っています。
この『N/A』は文學界新人賞も受賞している作品で、選考の時は満場一致であったそうです。
そんな選考委員の評価を受けた年森瑛さんは一体どんな方なのでしょうか。
年森瑛さんのプロフィールを調べてみました。
そして芥川賞候補である『N/A』についての感想や評判についても調べましたのでご参考ください。
年森瑛のプロフィール・学歴は?
年森瑛さんは女性だそうです。
芥川賞候補者の中に唯一顔出しされていない年森さん。
年森さんは公務員の方だそうで、もともと性別も明かされていなかったようですが、報道の中で「5人全員女性は初」と出てしまったようです。
プロフィールはこちら↓
- ペンネーム:年森瑛(としもりあきら)
- 誕生日:1994年
- 性別:女性
- 居住地:東京都
- 職業:公務員
- 出身校:法政大学文学部
公務員として働きながら執筆されていたようなので、顔出しをされていないのかもしれませんね。
そして本名も明かされていないようです。
そして学歴は法政大学文学部だったようです。
経歴はこちら↓
- 第127回文學界新人賞を選考委員の満場一致で受賞
- 第167回芥川龍之介賞候補
年森瑛のN/Aについて
年森瑛さんのN/Aについては公式Twitterが開設されていました。
【6月22日発売】年森瑛『N/A』
— 【6月22日(水)発売】年森瑛『N/A』【公式】 (@NAkiratoshimori) June 14, 2022
昨日、『N/A』単行本化に寄せての年森瑛さんのコメントが公開になりました。「文學界」掲載の新人賞受賞の言葉も合わせて掲載しています。#年森瑛 #NA_エヌエー https://t.co/fQvLfCxa53
この『N/A』の単体書籍自体は6月22日に発売されるそうです。
年森瑛のN/Aの評判は?
文學界新人賞を受賞しているこの『N/A』の感想や評判について調べてみました。
好きな場所で読書。芥川賞候補にもなった「N/ A」は年森瑛さんの言語化する力が凄すぎて震える。本って凄い。 pic.twitter.com/FFKZyWIDsK
— しぜん (@__as_it_is) June 17, 2022
年森瑛さんの「N/A」が面白かった。思春期の肉体から始まって、自己の肉体とのレイヤー、他者とのレイヤー、社会とのレイヤーと三重構造になっていて、多くの気づきがありました。
— Words of Gold (@wordsofgold9) June 17, 2022
芥川賞候補の年森瑛さん「N/A」はちょっと前に話題になってた時に買って読んだけど、SNSの空気感とかリアルで現代だった。
— さち (@mintpepp) June 18, 2022
マイノリティの中にあるマジョリティの書き方とかも。 pic.twitter.com/c6Zdo2BhXP
どの内容を見ても評価されていてすごいですね。
また文學界新人賞の選考委員の方の評価はこちらでした。
ここには誰のおすみつきももらえない、肉体から絞り出した言葉の生々しい手触りがある。――青山七恵
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163915623
安易なマイノリティ表現への違和感の表明であり、同時にそのような表明の安易さへの批判でもあるという点で、まさにいま求められる文学なのではないか。――東浩紀
本作には紛うことなき現代を生きる人間が、そして現代がぶち当たっている壁が克明に描かれている。——金原ひとみ
世界が傷つくとみなす事項に対する、最初からの「傷ついてなさ」が、ぐっとくるのだ。――長嶋有
満場一致の受賞となり、今後の活躍を楽しみにしている。――中村文則
主人公にとって、また小説にとって、とても重要なもの、安易に言語化できないものたちが、物語の力によって、この小説の中に確かに存在している。――村田沙耶香
言葉の扱いがとても真似できない素晴らしい方なのかなと感じますね。
まとめ:年森瑛のプロフィールは?芥川賞候補のN/Aの評判について
年森瑛さんは女性で公務員の方でした。
法政大学文学部出身で『N/A』をはたらきながら執筆されています。
『N/A』は文學会新人賞も受賞されており、とても評価の高い作品となっています。
ぜひ単行本も出版されるので手に取ってみてはいかがでしょうか。
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